アマテラス
恐怖でパワーを出せなくなったんですね。
『パワー？』
闇の世界の亡者達...
確かにこの世にはそんなものも存在します。
それにしても亡者があなたを襲うとは考えられないことです。
亡者にそれほどの力はないはず
また、あなたの目が亡者の波長を、とらえるとは...ハッ！
人間の目と力というものは実に不確かなものなのです。
例えば電波
目には見えませんが確かに存在します
波調さえ合えばテレビは映るしラジオは鳴ります。それと同じようなものが、この世に多く存在するのです。異なった波調で生きるもの...。幽霊や精霊たち...
波調さえあわせることができれば
過去も未来も次元のちがう多くの世界が目には見えなくても存在していることがわかるはずです。
神や仏さえ あわせればその存在がわかるはずです。
さあ、涙をふいてクシュリナーダ
過去のあなたは、もっと勇気があって強いひとだったはずです。
『過去のわたし？』
ええ
あなたさえ本気になれば
惑星を破壊できるくらいのチカラがあるのです。
『惑星を破壊？』
もっとも
あなたの魂は、そんなことは望んでいないはずですが、そしてあなたともう一人のある方との力を合わせれば、星雲や小宇宙を産み出すことも、破壊することも可能になるのです。
人間の魂はもとは神の分け御霊
神の子供
本来は神の魂をうけつぐものなのです
この世に存在するもののすべては
神がつくりたもうたものなのです
かつての人間にはそれがわかっていました。
神の魂とは何か？
宇宙を創生
ありとあらゆる物質をつくり
生命を生みだし育てるものです
すべてが
神から産み出されました
人も動物も惑星も太陽も宇宙のすべても！
人間だけが特別な存在ではなく
動物も植物も神の生命を持つものとして
意識の上で同等の存在だったのです
我々の住むこの地球そのものも
神の意志のもとに生み出されたものであり
そこに存在するもののすべてに
神の息吹きと意志があったのです
山 河 海 森 大地 石 岩
すべてが神の魂をもつものだったのです
今もそれは変わらないのに
人間の意識だけが変わってしまった...
人は神の存在を忘れてしまったのです
自分達をつくりたもうた母なる神の存在を忘れてしまったのです。
目にみえるもの 耳に聞こえるもの
肌で触って感じられるもの
人間はそういったことでしか
物の存在を信じなくなりました
目に見えない魂の存在も
神の大きな愛にも気づかなくなってしまったのです
なぜ人間は生きているのか
なぜ地球はまわるのか
なぜ太陽があり宇宙があるのか
すべて神の法則と愛に気づけば
わかることなのです。
愛や憎しみ、喜びや悲しみなど
人間は肉体があるから感情を表現しますが
そのもとになる感情そのものの存在は目にはみえません、ですが、たしかに感情というエネルギーは存在するのです。
神には肉体がないだけで
たしかに存在するのです
神はまた多くの神も産み出しました。
その神々もまたそれぞれに神を産み
それらがまた多くの神を産んだのです
高次元の神の魂の力を
うけつぐ者 そうでない者
魔界へと入ってしまった神の魂をもつ者
また その影響をうけている魂をもつ者...
いま、地球は岐路を迎えています
地球の人類がどう動くか
主なる神をはじめ
宇宙の多くの神々
また他の惑星に住む高度な意志氣をもつ生命体などが、今はじっとこの地球を見守っていられるのです。
一日も早く自分の使命に気づき
本来の力を発揮されますよう
多くのものが期待しているのです。
〜アマテラス〜
第一部 戦士クシュリナーダ 美内すずえ著より
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