たわやか たおやか しなやか

「たわやか」の語源
「たわやか」の語源は古語の「撓む」(読み方:たわむ)です。「撓む」とは他から力を加えられて弓なりに曲がることやしなうことを意味しており、これが転じて、姿や形がほっそりとして動きがしなやかなことを「たわやか」というようになりました。

「たわやか」の類語
「たわやか」の類語・類義語としては、形や容姿などが目に快く映ることを意味する「麗しい」、上品で美しいことを意味する「優美」、態度や言葉にやわらかみがあり穏やかなことを意味する「物柔らか」などがあります。


お釈迦さんは、彼に対してこのような問いかけをしました。

「ソーナ。あなたは家にいた頃、琴を弾くのがとても上手だったらしいですね?」

「その通りです」


「琴を弾く時、弦(げん)が硬いと良い音は出ますか?」

「いいえ。良い音は出ません」


「では、弦が緩いと良い音がなるんですね?」

「いや。単に緩くすれば良いというものでもありません」


「では、一体どうしたら良い音がなるというんだね?」

「あまり緩めすぎてもいけません。張りすぎてもいけません。強すぎず、弱すぎず、琴と弦の具合を見て、しっかり調整しなければ本当に良い音はでません」


そこでお釈迦さんは、にこりと笑みを浮かべました。

「まさしくあなたが今言ったように、ソーナ。精進するのも張りつめすぎると、気持ちが高ぶってしまいます。また反対に、緩みすぎても人を怠惰に貶(おとし)めるのですよ」

その言葉を聞いたソーナさんも笑みを浮かべて喜び、この琴の喩えの教えをしっかりと受けとめました。

MEMO

本当の音に共鳴し鳴らすには

弦を張る本体も適度な負荷により
しなやかで支えられる意識体は大切。

昔の建造物のように
大きく揺れても 
揺れ動きのチカラを
吸収できるような柔軟な土台つくりを。
心身共に。

いま伝えゆくlove ray heart

愛の理を糧に、地球でできること

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