アマテラスやスサノオ、大国主という言葉が現れる以前、この国で長く広く親しまれていた三柱の神さまがいたことを知っていますか? 女夫めおとの神さまとその息子の神さまです。夫婦が円満に睦まじく、そして子宝に恵まれることを人々はこの神さまたちに祈りました。 結婚式では三三九度を。 三拍子そろっておめでたい! 子どもを授かると神さまへのお宮参りをしたあと、夫婦の神事である餅つきをします。女性の象徴である臼と男性の象徴である杵で餅をついて丸い子宝を作って神さまに供え祝います。 お正月にはしめ縄を張り、夫婦の事始めの儀式が行われます。女正月(満月の日)には母親の仕事を休ませ、夫や子どもが家事をします。夕方に…
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